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Channel: 神保町系オタオタ日記
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宮本常一や南木芳太郎が観たー大阪美術倶楽部における山中商会主催の展覧会ー

ランキング参加中展覧会、美術展、画集、写真集などの紹介 昨年平安蚤の市でナンブ氏から山中商会ニューヨーク支店内部の大判の写真を見せてもらった。古美術商山中商会に多少関心はあるが、何かと注目されるニューヨーク支店よりむしろ地元の京都支店(のち山中合名会社)の方に興味があるところである。 さて、山中商会が大阪美術倶楽部で開催した展覧会を観た記録が二つの日記に記録されていたので紹介しておこう。...

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親友西山泊雲に日本心霊学会の精神治療を薦める小川芋銭ー人間国宝三代田畑喜八旧蔵書を入手ー

ランキング参加中雑談 関西秋の三大古本まつり(わしが勝手に名付けた)が始まった。一番手の四天王寺秋の大古本祭りが、10月11日まで開催中である。続く天神さんの古本まつりは10月19日~23日、知恩寺秋の古本まつりは11月1日~5日の開催である。...

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中山香橘が入会していた京都民藝協会と寿岳文章ー関西学院大学博物館で「寿岳文章展」開催中ー

ランキング参加中京都 手元に中山香橘が入会していた京都民藝協会の会員証がある。当初の有効期間は昭和30年中で、その後31年中までに延長されている。会員番号は、125。裏面には、東京の日本民藝館で無料参観できたり、京都の十二段家などで割引を受けられることが書いてある。寸葉さんから500円で入手。時期は不明だが、「中山香橘宛森瀬雅介書簡に見る土鈴蒐集家のネットワーク -...

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ようやくデジコレで謎が解けた『正心学舎規則』ー小林修『南摩羽峰と幕末維新期の文人論考』(八木書店)を参考にー

 国会デジコレの全文検索のおかげで過去の自分の研究において残された謎が解けた人も多いだろう。今回私も「明治期の私塾正心學舎はどこにあったのか? - 神保町系オタオタ日記」で言及した『正心学舎規則』の正体が判明した。デジコレで滝沢定春「頸城地方の私塾」『頸城文化』32号(上越郷土研究会、昭和48年4月)掲載の規則がヒットし、内容が概ね一致した。...

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風俗研究会大阪支部の南木芳太郎と中山太一の中山文化研究所ー創立100周年の中山文化研究所ー

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旧山口吉郎兵衛邸(現滴翠美術館)を設計した安井武雄と南木芳太郎

 平成29年12月に中之島図書館で開催された「建築家・安井武雄の想像力 近代大阪の精華」のリーフレットが出てきた。記憶がはっきりしないが、安井が設計した大阪倶楽部(大正13年竣工)、高麗橋野村ビル(昭和2年竣工)、大阪ガスビル(昭和8年竣工)などの設計図、スケッチ、写真、パーツが展覧されたようだ。...

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小川一眞の写真に手彩色をする画家原憮松ー『一寸』(学藝書院)に「原撫松の日記」連載中ー

 『一寸』87号(学藝書院、令和3年12月)以降の同誌に丹尾安典氏による「原撫松の日記」が掲載されている。数年前発行者である書痴同人の一人山田俊幸氏旧蔵の『一寸』が「本おや」に出て、数冊持っている。しかし、最近の号は持っておらず、更に所蔵する図書館も限られていて、読みたいのに困ってしまった。...

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書肆夏汀堂永見徳太郎の葉書ー長崎県美術館で「浪漫の光芒 永見徳太郎と長崎の近代」展開催中ー

 長崎県美術館で来年1月8日まで「浪漫の光芒ー永見徳太郎と長崎の近代」を開催中である。旧Twitterで知って、フライヤーはまだ入手していない。長崎には学生時代の友人鼎君(筆名。京大U超研・SF研OB)がおられるし、観に行きたいところである。こういう有名人ではないが、特定の地方や分野で知る人ぞ知る人物に関する展覧会が好きだ。...

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楠部南崖の俳誌『変人』(俳華堂)と小川千甕ー『縦横無尽』(求龍堂)の「小川千甕年譜」「小川千甕書誌」への補足ー

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湯浅吉郎が夢見る演劇図書館ーー村島彩加『舞台の面影』(森話社)への補足ーー

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小泉八雲の研究者パーキンスと南木芳太郎の『上方』

 『第三高等学校一覧』で昭和11年から14年までの文科卒業者を調べると、昭和11年に桑原静雄(後の竹之内静雄)、林田悠紀夫(戦後京都府知事)、12年に会田雄次、14年に杉原四郎がいる。なぜ調べたかというと、三高の英語教師だったパーシヴアル・D・パーキンスに英語を教わった可能性がある生徒を知りたかったためである。...

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心斎橋のヨネツ子供服装店と三条寺町のコドモヤ洋装店

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玉置文弥論文「第二次大本事件が残したもの」に「神保町系オタオタ日記」登場

 「国会図書館デジタルコレクション」で「神保町系オタオタ日記」を検索すると、2件ヒットする。1件は「東大の博士論文に「神保町系オタオタ日記」登場ーー鈴木聖子『「科学」としての日本音楽研究』にスメラ学塾ーー -...

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帝塚山学院短期大学講師時代の壽岳文章ー帝塚山派文学学会に期待ー

 田中克己は、昭和31年1月詩誌『果樹園』(果樹園発行所)を創刊。帝塚山学院短期大学で田中と同僚だった壽岳文章は、6号.同年7月に「金尾文淵堂のこと」を、11号,同年12月に「『悲歌』読後感」を寄稿している。前者は、5号,同年6月の田中「金尾文淵堂年譜稿」を受けて、金尾種次郎の思い出を書いたものである。後者は、田中の詩集『悲歌:詩集』(果樹園発行所、昭和31年11月)の発行を受けたものである。...

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『古本イエーZINE』7号に「谷澤永一が青猫書房に注文?した古書のリスト」を寄稿

 『古本イエーZINE』7号(狂言屋、令和5年11月)に「谷澤永一が青猫書房に注文?した古書のリスト」を寄稿しました。谷澤永一に送られた青猫書房古書目録の封筒に谷澤が注文したと思われる古書の番号が記されていたので、その極一部をリストにして話題にしました。南陀楼綾繁・書物蔵・鈴木潤・林哲夫・正木香子『本のリストの本』(創元社、令和2年8月)を意識したものです。...

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鳥居龍蔵の長女鳥居幸子の夫としての仏文学者萩原弥彦

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雑学王吉永進一と雑学博士土屋元作が交錯したシカゴ万国宗教会議ー『岩波仏教辞典第三版』刊行ー

 中村元・福永光司・田村芳朗・今野達・末木文美士編『岩波仏教辞典第三版』(岩波書店)が刊行された。内容案内には「新規項目例」として、「中外日報」、「ラジオ説教」、「赤松連城」、「暁烏敏」、「大谷光瑞」、「友松円諦」、「曽我量深」、「万国宗教会議」、「オルコット」などが挙がっている。特に「オルコット」が立項されるほど研究が進んだのは、故吉永進一さんの功績*1だろう。...

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玉川大学出版部の前身イデア書院が創刊した『児童文学』ー玉川大学出版部100周年ー

 今年も後2日ですね。年内にどうしてもアップしておくべきネタが残ってました。ジュンク堂書店池袋本店で2月19日まで「イデア書院→玉川学園出版部→玉川大学出版部100周年フェア」(honto店舗情報 -...

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無銭探検家中村直吉とパリ滞在中の和田英作との接近遭遇

 昨年縁があって、『神保町...

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国教宣明団から酒井勝軍『太古日本のピラミツド』発行の案内状ー皇明会の四宮憲章宛ー

 昨年12月平安蚤の市で酒井勝軍『太古日本のピラミツド』(国教宣明団、昭和9年7月)発行の案内状を購入した。pieinthesky氏からで、1,000円。近代ピラミッド協会創立のきっかけとなった武内裕『日本のピラミッド』(大陸書房、昭和50年12月)がセンセーショナルに再評価した『太古日本のピラミツド』の案内状となると、買わざるを得ない。...

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